家が4階建てで4階部分に自宅があるため、屋根の形の関係からバスルームに大きな梁があったんです。この梁の都合上、ユニットを当て嵌めるだけの安易なワンパターン施工は難しいらしいんです。T社さんを始め、いくつかリフォーム屋さんに相談してはみたのですが、どこもこれは無理の一点張り。斜めに対応しているユニットバスは確かにあったのですが、梁には対応してもらえそうになかったんです。途方に暮れていた頃、昔の知り合いつたいに東京安全産業さんに相談してみたんです。
そうしたら、確かに梁の出ているバスは、ユニットを当て嵌めるだけでは無理らしいのですが、ウチの職人なら何とかなるかも知れないから聞いてみるよ、と。そして、職人さんに見てもらったところ、やっぱり難しいですよ、と。だけど、やってみましょう、と言ってもらうことができました。詳しく話を聞くと、どうやら一般的なユニットバスをそのまま当てはめられないので、手作業で難しい加工が多くなる、と言うことらしいんですね。だから、面倒な施工をしたがらない業者も多いみたいです。でも、やっぱり難しいリフォーム施工も技術次第なんですね。
それからユニットバスも自分で選ばせてもらいました。それもカタログを見せてもらうだけじゃなくて、ショールームに連れて行ってもらい自分で好きなバスルームを選ばせてもらったんです。だから、バスルーム自体もとても満足な仕上がりです。
それと、子供達が小さかった頃からの思い入れのあるカジキマグロの照明を残して欲しいとお願いしたんです。普通、ユニットバスには備え付けの照明の様なんですが、これも無理を言って残してもらう事ができました。もちろん、機材はそのままですがリフォーム後のバスルームのレイアウトにあわせてもらえました。これで理想のバスルームが完成しました。
それからこのインターホン。最初、これも別の業者さんに見てもらったんです。が、どうにもインターホンを接続する線が見つからない。まいってしまって、また相談してみたら、壁の中からインターホンの中継機材を見つけてくれました。おかげさまでカメラ付きのインターホンを付けることができました。